日別アーカイブ: 2011/12/27

選挙に行って都合のいい世の中にしよう

衆議院選・参議院選・知事選・市長選・市議選、色々あるが、面倒だけど是非投票所に足を運んで投票してほしい。
投票しない人の言い分はあるだろう。

  • 誰に投票したって変わらん
  • どの立候補者も投票に値しない
  • 以前勝ち組に投票したが裏切られた
  • 悪政に加担しないことで自慢したり批判できる

政党その他の団体は「組織票」という手段を行使する。個人の思惑を越えて確実に一定の票を集める。
だから、フツーの人が投票しなけりゃしないほど、その組織票の価値は高まる。
逆に言えば投票しない人は、組織票で有利な立候補者に1票を投じているようなもの。本人としてはイヤだろうが仕組み的にはそうなっている。
ヒドイ言い方をするならば、「投票しない人が世の中のこう着と悪化を進めている」と言える。

民主主義は「良い世の中を作る装置」じゃない。「投票する人の意見を聞く装置」だ。投票しないフツーの考えは放っておかれる。
老人に甘く若者に厳しい、公務員に甘く会社員に厳しい、農家に甘く店主に厳しい、○○に甘く××に厳しい、こんな社会は組織票が作り出した成果なんだ。でも○○は不正を働いたわけではなく、ルールに則って投票しただけ。
過去の事を言っても仕方ないので、何度落胆しても諦めずに投票しに行こう。たとえ雨天でも。
投票率が少し高まるだけで、組織票は機能不全を起こす。

ファルコってどいつ?

1986年、オーストリア人のファルコが英語・ドイツ語を交えて歌う『ロック・ミー・アマデウス』が米国で大ヒット。
外国語がよく分からない俺も「何この歌詞?英語じゃない言語が交じってる?」とまでは分かった。

その言語を知りたくて、米国人に『ロック・ミー・アマデウス』を聴かせ、「この歌手はどこの国の人か?」と尋ねた。
その米国人はドイツ語から察したのだろう、「ファルコはドイツ人だ」と明言。

後日、ファルコがオーストリア人だと知った俺が、件の米国人に認識違いを諭すと、彼いわく、
「だったらドイツ人と同じじゃん!」
ああ怖い。