カテゴリー別アーカイブ: 08.重めのお話

重めのお話集

反撃のバカッター

2023年に入り、スシペロペロー事件を始めとする嫌がらせ、迷惑行為がSNSで拡散された。
便宜上彼らをバカッターと呼ぶが、俺には「バチが当たった」と思えるのだ。年寄りが。日本が。

年寄り優遇を続けるあまり、若者の締め付けや若者の将来の負荷(増税等)が常態化し、耐え兼ねた一部のバカッターが反逆を具現化した。

迷惑行為はそりゃダメだよ。
が、しかし、若者全般が年寄り優遇で被っている「被害」に比べたら、極微小。

1970年は9.8人で1人の年寄り(65歳以上)を支えていたのに、今の若者は2040年には1.5人で1人の年寄りを支えるハメになっとるんよ。
なんの策も講じてこなかったから。票田の団塊の世代ばかりを優遇してきたから。
大人なら、選挙(多数決)が合法的な暴力と知ってるのだから、これは自公の愚策と言うより、団塊世代の策略だワナ。
その上でコロナ禍が始まると、他国なら死んでる歳のジジババの寿命を延ばす為に、重篤率の低い若者(小中高生含む)が行動制限を受けた。死活問題よ。生涯賃金激減よ。
ここまで首を絞められちゃあ、中にはバカッターに成っちゃうのもムリはない。

なんか、因果応報って気がするわ。
だから俺は一概に彼らを罰する気にはなれん。
それに、俺らアラ還も加害者の方だし。懺悔心の無い50代60代も多いし。

回転寿司とかは性善説に乗っかって成立するものだけど、日本の大切な文化だけど、それをバカッターどもは壊しちゃった。でもそれってのも、年寄りが若者への攻撃を続け過ぎた故と思うと、成るべくして成った結果に思える。
たった今、若者優遇策を始めても、性善説が戻るのは彼らが年寄りになる50年先まで掛かるだろう。
いや、たった今始めるわけないし、もっと掛かるワナ。
それほどの愚策を続けてきたんよ、今の年寄りは。ま、バカッターを攻めるだけで、自らに原因があるなんて考え及びもせんワナ。だって大半がなんにもセン務だもの。何もせん事が虐待する事に繋がっているとは、ボーっと長生きしてるヤツには分からんワナ。

電話で殺人強盗や「誰でもいいから殺したかった」なんて事件も同様かもね。
こんなニッポンはイヤだ!と思うなら、まずは若者の将来性を改善しよう。それには俺ら年寄りがワリを食うしかない。

さようならロシア

ロシアが2022年2月24日に開始したウクライナへの軍事侵略を私は許せない。
プーチンは「ウクライナが国内東方のロシア系市民を弾圧しているのでこれを開放する為」と言うが、ウクライナに戦車を大量投入し、クラスター爆弾を投下し、ウクライナ各地の学校や病院を爆撃して市民を抹殺しているロシア軍、プーチンを私は許せない。

いったいロシア国民はこの侵略をどう見ているのか!?
ロシアの報道が国民にウクライナでの蛮行を伝えていないとは思うが、知らないって事は無いだろう、今の時代。
若者は戦争反対のデモをし、6千人が捕まったと聞くが、ロシアに1億人以上居るであろう成人は何をしているのか?!
プーチンがこれだけの行動に出ているって事は、1億人の大半がウクライナ侵略に賛同しているんじゃないだろか。
黙っている成人も多いだろう。「彼らは反対しているが大っぴらに声を上げられない」と思いたいが、「黙ってはいるが心では賛同している」成人も多いだろうし、「自分は賛同できないと周りに言いながら心では賛同している」成人も多いだろう。いずれにしても、黙っている全員が、俯瞰的に見ればプーチン養護。
結果的にロシア成人の総意という意味ではウクライナ侵略に賛同している。
糞やでロシア成人。

今回の蛮行でプーチン政権が倒れるまで俺はロシアを是としないし、それを容認しているロシア成人が居なくなるまでの60年間、俺はロシアを是としない。
俺は60年間も生きられないので、つまりは今後一生ロシアを批判しながら死を迎える。
残念ながら、俺にとってロシアは消滅した。
さようならロシア。
さようならウォッカ。さようならロシア産ガス。さようなら北方領土。
日露の未成年が60年後、仲良く親交している事を祈る。

日本の未成年諸君、ウクライナ侵略に声を上げない日本成人はロシアで黙っているロシア人と同じ。俯瞰的に見ればプーチン養護だ。「もう大人たちには期待しない。」でいこう。

戦争に熱狂する人

終戦の日、「サンデーモーニング」では半藤一利の言葉を紹介していた。

「熱狂が、かつて戦争に結びつくような全体主義の原点になった」

その通りだ。流されない姿勢が大事。
ところが、こんな一節がでる。

「戦争というものがいかに無残なものか」

私はこれが怖い。著名な作家でさえ、矛盾に気付いていない。

私は「戦争が無残だから避けるべき」と考える人を怖く思う。
こういう人は、勝っている状況では、「戦争は利益をもたらすから続けるべき」と考える人なのだろう。
1937年の日中戦争あたりでマスコミや軍を焚きつけたのはこういう感情的な輩だったのだろう。
表裏一体。怖い。

「戦争は絶対やってはいけない」も同じ。感情論。「行け行けどんどん」と表裏一体。
「冷静に、論理的に、可能な限り戦争を避け、相手に野心を抱かせないよう、援軍が反撃できるまでの防衛力を備えておく」
これが戦争を避ける現実的な策。相手がある話だからね。

大谷翔平:目標設定シート:運:恵み

大谷翔平の目標設定シートを知ったのはMLBへの移籍が決まった2017年だったか。
大変驚いたのは、「ドラ1 8球団」の要素に「運」と書かれている事だった。

当時私は57歳だったので、「成功には運が必要」という事は分かっていた。
たぶん、30歳頃の私は、「運で成功する場合もあるが、運が伴わない成功がほとんど」と思っていたろう。つまり、「努力こそ成功の素」と。
いつも努力していたし、そこそこ成功していると思っていたから、そりゃそーなるワナ。
しかし歳を重ねいろんな経験を積むと、「成功には努力は必要で、運も必要」と分かってくる。

なぜそれが16歳で分かっているのか?!

疑念はまだ続く。
もし、「運」を要素に書いてしまったら、更にそのサブ要素を8個書かなくてはならなくなる。
「コイントスで表が出やすくする要素を8個書く」そんな事はムリだ。一つだって書けない。この観点からも「運」を書くのは間違っている。
よって私なら一旦「運」と書いたとしても、消すだろう。そしてサブ要素が書きやすい別のワードに書き換える。

ところが16歳の大谷翔平は「運」のサブ要素を書いた。
・あいさつ
・ゴミ拾い
・部屋そうじ
・道具を大切に使う
・審判さんへの態度
・プラス思考
・応援される人間になる
・本を読む

絶句。
あまりにもピュア。
私とは発想がまるで違う。
私が「運」を確率論で考えるのに対し、大谷翔平は「修行でもたらされる恵み」として捉えていたのだ。
そう考えればサブ要素は出てくる。「後輩の育成」もその一つだろう。

この「運」の捉え方の違いはどこからくるのか。
大谷翔平の目指す「ドラ1 8球団」は野球の目標であり、その野球はチームプレーの競技だからだ。
若い頃の私は「奇抜性」や「独創性」を重んじていたので、スタンドプレーが効率的だった。

今なら知っているが、家を作るのも、新薬の開発も、何もかもチームワークで成就する。
芸術家も、斬新な作品を作るだけなら独りで出来るが、世に広めるにはパトロンやチームワークが欠かせない。

結局、大谷翔平と自分の違いは、重んじるものの違い、「チーム プレー 」か「スタンドプレー」かだな。16歳に於いて。30歳に於いて。

緊急事態解除に賛成

2021年1月7日から発令され始めた緊急事態宣言に反対。今回の緊急事態宣言は卑怯。
どこが緊急事態なのか?

2020年3月から10か月間、重症病床をドカドカ増やしたか?ちょろちょろしか増やしてない。なら緊急事態じゃない。
2020年3月のイタリアのように、トリアージで80歳以上の人工呼吸器を抜いて80歳未満に回したか?回してない。なら緊急事態じゃない。
給付金を即日給付できるようにマイナンバーと銀行口座を紐付けたか?紐付けてない。なら緊急事態じゃない。
居酒屋、納入業者、生産者の規模に応じた補償額を定めたか?何もしていない。なら緊急事態じゃない。
野党は与党と協力して前述の課題を解決したか?平時と同じで与党批判。なら緊急事態じゃない。
ぜんっぜん緊急事態らしい事してない。いったいどこが緊急事態なのか?

愚図な自公政権のせいであり、それを選んだ国民のせいである事は分かっている。
しかし緊急事態らしい事を何もしていない状況で緊急事態宣言して国民の、法人の経済活動を締め付けるのは駄目。

いったい緊急事態宣言がどれほど若者にダメージを与えているか分かっているのか!?
若者の雇用をどれほど奪っているか分かっているのか!?
若者の夢をどれほど奪っているか分かっているのか!?
若者の教育機会をどれほど奪っているか分かっているのか!?
協力金とはなんぞや?若者の将来の税金だ。
若者、女性の自殺が多いのは経済活動の締め付けが一因と思わないのか!?
ほとんどの若者は数日の高熱で済むのに。
他国の平均寿命(アメリカ:78.54歳、中国:76.47歳)を越えた老人が生を更に延ばす為に、若者の雇用、夢、教育、将来、命を奪っていいのか!?老人はそれでいいのか!?
「若者の為に緊急事態を解除せよ」という老人は居ないのか!?最近の老いたもんは。

だがしかし、医療関係者は医者からヘルパーに至るまで、身体的にも精神的にも窮地に追い込まれている。
それを想うと我々は活動を自粛せざるを得ない。
言わば、「無能国会銃」と「若者潰し老人ナイフ」を医療従事者の喉元に突き付け、「我々は何もしないし先々どーなってもいーので国民の自粛をお願いします」と。卑怯千万。

私は脅しに屈するのはイヤだ。
批判されると思うが、敢えて希望を書いておく。考えを書いておく。

・緊急事態を解除し、前述の緊急事態らしい事を先に済ませる
・コロナ患者は重症者のみ入院(バタバタ死ぬがトリアージ)
・コロナ患者はインフルエンザ患者並みに扱う
・コロナで10日休めば10万円の見舞金
・カラオケも居酒屋もイベントも宿泊業も感染対策しながら普通に営業
・外国人観光客受け入れ再開
・感染を恐れる人が自主隔離できるよう避難所を1泊3000円で提供

政権批判したいだけ

2010年代、俺は50代半ばだった。居酒屋の大将は60越え。
ある日、店の休日に二人で飲もうって事に。
いろいろな話の後、政治系の話に。
この居酒屋の客は日本共産党ファンが多く、てか、アジトって感じかな。大将もそうだとは知っていた。
俺にはリベラルな面があり共産主義には一目を置くが、日本共産党とは合わない。

この日は二人っきりで遠慮がなく、俺は元来思った事をサッと言うので、「(大将を含む)彼らの話が批判的で生産的ではない」と言った。
例を挙げて二人で検証していると、やはり「批判的で生産的ではない」に辿り着く。

するとこの大将、とうとう本音を吐露。
「そうだよ。分かってるよ。何も世の中を良くしたいなんて思っちゃいない。ただ単に、飲みながら愚痴るのが楽しいんだよ!」
な~んだ。そーだったのか。いや、それなら分かる。筋が通っている。
政権批判はしてもそれは酒の肴なのだ。政で治める話ではない。

彼らこそ自公政権や安倍内閣を欲しているのだろう。
実際、非論理的な批判は自公ファンや安倍ファンを投票に向かわせる。
こりゃ残念ながら、当分安倍政権は続くと思った。
平和と言うか、平和ボケと言うか、この国に「民主主義」は起こらないのかも知れない、と危惧した。

村社会の特徴なのだろう。日本人は批判が好き。もう一歩踏み込んで「良くしよう」とはならない。
いや、良くなっちゃ困る。批判が目的で、その刹那が至福なのだからorz

超キリギリス

コロナ禍に於いて日本は給与や休業の補償が少なくて不満を言ってる人が多いが、有事の今言っても遅い。

毎年毎年膨大な借金で国家予算をかさ上げしてきたんだから、老人が5百人や数千人死んだぐらいじゃ、大盤振る舞いできないだろう。
南海トラフ地震じゃ老若男女32万人死ぬのでそっちに備えなきゃならないし。備えてるかなぁ(^^;

如何に平和な上に胡坐をかいてきたかという事。一億総キリギリス。いや、キリギリスは無借金だから日本人よりマトモか。
アリを見習って予算を組む大切さが分かったなら、COVID-19も有用だったと言えるだろう。
喉元過ぎれば熱さを忘れるかな?日本人は(^^;

ボーっと生きててもえーよ!

~映画『七つの会議』調査委員に対する八角係長の返答~
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この世から 不正はなくならない
絶対に
世の中でデータ偽装、隠蔽をやっているどの会社も一緒
何度だってやるってことです
列車シートのデータ偽装をやってしまった日から、20年間、ずーっとこのことだけを考えていました
人間てのは、愚かな生き物ですからね
特に日本の場合、会社の常識が世間の常識よりも大事になってしまう
何かこう、日本人のDNAに組み込まれてるっていう気がするんですよねえ
藩のために命を懸ける
まあ、かっこいい言い方すると、侍の生き様っていうんですかねえ?
昔でいう藩
今でいう会社
それを生かすためなら、人の命より会社の命を優先しちまうっていう…
欧米の人が聞いたら
そんな会社なんかとっとと辞めて他に移ればいいって思うんでしょうけど、
侍はさ、藩から出されるのは、負けだと思ってるんですよ
忠誠心って言えば聞こえはいいけど、逆に、守られてもいて
まあ、そういう、持ちつ持たれつの日本独自の企業風土が、この資源も何もないただの島国を先進国にまで押し上げたっていう功績もあるわけで
いいこともあれば悪いところもある
一つ言えることは、ひたすらガキみたいに、言い合っていくしかないんじゃないすかね
悪いことは悪い
命より大事なものはないって
それができれば、なくなりはしないが、データ偽装、隠蔽なんかは、減るんじゃないかと、思いますよ
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八角係長の論理が的を射てる。
日本人って、個人レベルのモラルは高い(ように見える)が、組織の中でのモラルはクソ低い。
欧米人は他人を騙して利を得る事を、自分だけじゃなく家族や仲間が「いいんじゃない」と許してしまう。時には称賛する。

日本人って何が違うのか。
「自己判断の欠如」だ。

何も考えてなけりゃ他人を追い落とす事も考えず、まるでモラルが高いような行動となる。(これが、モラルが高いように見える事自体、現代のモラルの低さを物語っている)
そしてそれは、組織内の不正/隠蔽を見て見ぬふりをする。

もう高度成長期じゃないんだから。
会社の意向に合わせていれば、定年まで昇給するとか、家が買えるとか、日本に於いてそれは20世紀で済んだから。

そして訪れた21世紀はグローバルな時代。
競争相手は日本国内だけじゃない時代。農業だってそうよ。

他人を騙してでも利己に徹するのが正義と思っている方々と渡り合いたいなら、自己の判断力を磨く事だね。
または、高望みせずにボーっと生きて、政府や他人や外国人に恨み言を言いつつ、従う事。
どちらも、魅力的ですな(^^

いじめっ子のAさんへ

Aさん、君はなぜBさんをいじめてるのか?
顔が嫌いだから?声が気に食わないから?いろいろあるかも知れない。
それはともかく、根本的な原因がある事を知っていてほしい。

君がBさんを「大きな人物」と認識し、恐れているからだ。
「取るに足らない小さなヒト」と認識しているなら、からかったり無視したりという特別な事はしない。CさんやDさんやZさんと同様に接する。

君がBさんの恐怖から逃げたいのなら、仕方がない。今後もBさんをいじめるしかない。
それが、君が潰されない方法だからね。
それって君の小ささが原因なので、陰ながらでいいから、Bさんの大きさに感謝しながらいじめよう。
で、徐々にでいいから君の小ささを治していってくれ。

もし、「自分にとってBさんは大人物ではない」と思うなら、明日からフツーに接すればいい。

裁判員裁判

2012年のミナミ通り魔事件、1審の裁判員裁判で死刑を言い渡された礒飛京三被告、だが2審の大阪高裁(中川博之裁判長)では無期懲役に。理由は
「過去の死刑判決との公平性がとれない」

この大阪高裁の裁判官はアホや。
裁判員制度が始まる前の判決と比べてどうすんねん┐(‘~`;)┌

もしかして裁判員制度の否定か?それは裁判官の仕事じゃない。ボケとんか?
さっさと裁判官を辞めて政治家になって制度改革しなさい。

またはアレか?自分で新たな基準は示せないっちゅー事か。
ほな早よ辞めなはれ。後進に道を譲りなはれ。
裁判官は、判断したくないヤツが成ってはならない職。

NNNドキュメント「裁判員裁判10年 ~死刑判決はなぜ覆るのか~」
に於いて千葉勝美弁護士(元最高裁判所裁判長)は「被告人の立場を考えたら分かる」と言うが、強盗殺人後放火した人の立場は、分からない。「1審で死刑は不運」と思われても、「強盗犯に殺されて焼かれて証言もできないより20000%幸運」としか言いようがない。

白木勇最高裁判所裁判長「罪の重さは直感で決めるべきではない」
むちゃ言うなぁ。何十人が何十日も掛けた判決を直感と言うとは。それはともかく、昔々の事例を持ちだすなら、この人は自分よりAIが裁判長に適してると、いずれ主張するだろね。

小出重義弁護士「刑事裁判は市民感覚じゃダメ」
裁判員制度が始まる前ならそれで良い。始まった後なら間違い。
このおっさん、そんな事も分かってないのか?と疑ってしまった。謝らなければm(_ _)m
弁護士としてオマンマ食っていく為に自論を唱え続けてるんだね。こりゃもう弁士(^^
被告人から高額で雇われたいんだね。やめられまへんわなぁ。
彼を弁護してあげるとしたら、悔しいんだろね。一般人が裁判員をしている事が。

四宮啓教授「司法には国民的な基盤がほとんどなかった。(裁判員制度は)民主主義を強く強固にする。刑事裁判を変えるためだけではなくて日本の社会を変えるための仕組みの一つ」
ええこと言うなぁ!その通り!