映画:一家言あり

『あしたのジョー』(2011年)
原作に忠実でありがたい それゆえ、何度も泣きそうになった
再度観てもいい。原作へのリスペクトがいい。これを上回るリメイクは難しいだろう。

『アマルフィ 女神の報酬』
ラストの「残念ですが日本に帰る予定はありません」「そう来ると思った」間の24秒のマは秀逸だった。

『アラビアのロレンス』
今では有り得ない長回しが雄大さを引き立たせる。元実話(1916年アラブ独立闘争)だけあって終わり方がスッキリしないが、昔の戦争映画ってこんなだよなぁ。
歴史を知って観ると、しょっぱい。

『アルバート氏の人生』
LGBT系映画初めて観た。19世紀のダブリンて拓けてたのね。2011年のアイルランド映画か、なんか日本と似てる気する。

『インフェルノ』
よう考えたはるわぁ。タダで観るんはわるいわぁ。

『嘘八百』
なかなかいいやん(^^
不満点を挙げたらちょこちょこあるが、着眼点など良い点が上回る。配役もええわ~。

『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』
胸熱でした。旧作「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」は黒歴史の始まりだったが、さすがは福井晴敏。しかし「ヤマトよ永遠に」を上手くリメイクできるんやろか(^^;

『宇宙戦艦ヤマト復活編ディレクターズカット』
ノーマル版とは全く別物だ。

『宇宙戦争』(2005年)
仕事ばかりに目を向けて、家族とコミュニケイションが取れなくなったら、宇宙人による破滅的な攻撃のみが救いだという事やね。了解ッス。
細菌が異星人を死滅させるが、「地球まで来る異星人が無調査で来るハズがない」と思っていた。が突然変異するウイルスなら有り得る話だ。

『海街diary』
「綺麗なものを綺麗って思えるのが嬉しい」
2人がそう言う。個人的にたまらん。

『エイリアン: コヴェナント』
ヤだなぁこのラスト。それはともかく、感情的な乗組員、危機管理の無さ、創造を目指すアンドロイド。老人が監督するとこうなるんだなぁ。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』
レンタルDVDに『巨神兵東京に現る』が入っとるぅ。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』
好かんけど、何度も観る。ヲタクキラーだ。
2020年12月上映は Ver. 1.11 だった。これが映画館で観れた俺は幸せ者。

『エクス・マキナ』
いやあ驚いた。まるで日本アニメを上質に実写化したよう。さすが英国映画。俺が命名するなら「セクサロイド零号」

『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』
大した映画じゃないが、こんなのをカネ掛けて作れる文化が羨ましい。

『おおかみこどもの雨と雪』
まあまあオススメです!

『オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜』
変わった映画。単独航海ヨットのおっさん独りの遭難を描く。セリフは一言やったか。最後まで観る女はおらんやろ。辛坊治郎は太平洋往復前に観たやろか。

『オール・ザ・キングスメン』(2006年版)
見応えのあるドラマだった。

『海賊とよばれた男』
なんじゃこの豪華キャスト!「亡国のイージス」ん時以来の衝撃。びっくりぽんぽんすっぽんぽんや。
145分で収めるのはムリだろうが、それでも長いし、ターゲットはおっさんだし、興行的には厳しい。主人公のチャレンジ精神を興行自体が体現するかのよう。ショボくても応援したいので観に行く。
901ページを145分じゃエピソード半分カット。テロップで「その後、満州鉄道との契約は成功した」は無いやろ(^^; しかし色んな意味で再現性は高かった。ありがとう。475席のTHXで15:25開始は50人ほどだった。

『帰ってきたヒトラー』
この小説と映画がヒットするなんて、さすがドイツ。そしてロシア人にも当てはまる。ウクライナ市民を殺してでも豊かな土地を奪いたいのだ。

『カサブランカ』
カッコよろしなぁ。台詞がまた粋。英語の古い言い回しを勉強したくなった。Here’s looking at you, kidなんてな。

『風立ちぬ』
好きな映画を作れる宮崎駿が羨ましく、尊敬する。好かんけど。

『風と共に去りぬ』
これほどヤな2人が主人公で233分魅せるんだからまいる。オーソドックスでよろしわぁ。
よくこれが1939年に公開されたもんだと驚いた。第二次世界大戦開始の年だったんだ。
2020年、「内容が差別的」として排除され始めたそうだが、それって歴史の改ざんに思える。

『家族はつらいよ』
ハリウッド製アクション映画並みの緻密なコメディーやのう(^^

『カメラを止めるな!』
なるほど。脚本がいいから皆ネタバレを防ぐ事に協力的だったのか。アイデアが良いし、やっぱ青春群像劇はええ。地上波で観てから言うのもなんだが、これなら俺でも108円出せる。

『鬼畜』
酷いなぁ。昭和の酷い映画って救いが無いまま終わんねんなぁ。

『キャタピラー』
言い訳がましくてダメや。

『キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』
3回観てやっと意味が分かったような気がする。

『ギャラクシー街道』
三谷作品にしては見劣りするが、ええやん。ほのぼの。

『THE GUILTY/ギルティ』
息が詰まるわ!
一度は観た方が良いと思う。

『キングスマン』
アレもコレもソレも入ってて大変お得(^^
映画だけじゃなく、福井晴敏小説も。

『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』
原作が「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」だし、ガッカリ覚悟で観なきゃ、って事で観たが、よくまあここまで再現してくれた!カネの掛け方もすんごい。日本映画じゃムリ。

『グッドモーニングショー』
虚々実々(^^

『クライム&ダイヤモンド』
ニヤリ、だから大脱走か。

『グラン・トリノ』
なかなか泣かせる物語。
だが現実は、少数民族支援を売りにする人権派(と呼ばれる売名)弁護士がタオ族ギャングを擁護して無罪または執行猶予を勝ち取る。ウォルトの素行が悪く、ライターを出す仕草が銃を出すと思われても仕方ない。つまり撃たれても仕方ない。それが U.S.

『グレイテスト・ショーマン』
ミュージカル映画としては良くって英語版でもう一度観ようと思うが、成功ばかりで鼻に着くと思ったら、実在の成功者が元なのねorz

『心が叫びたがってるんだ。』
殻に閉じこもっている青少年に観てほしいな。

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
日本のIPでここまで作ってくれてありがたい。昔の芹沢はゴジラを葬ったのに、今回は蘇らせるなんて、泣かせるねぇ。ゴジラ・モスラのテーマ、「そりゃそりゃ」般若心経?!「相手を許す」話、レンタルでじっくり聴こ。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』
S.A.C.ファンなら吹き替え版がいいかも。少佐、バトー、トグサ、クゼが同じ声優。
なぜ評価が低いのか分かった。ゴースト・イン・ザ・シェルに忠実だからだ。
素晴らしい。よくぞ一般を無視してここまでやってくれた。
もちろんダメ出し点はいっぱいあるが、嬉しい。

『最後の忠臣蔵』
なかなかええやん。

『13デイズ』
これを観ると、米大統領のシステムは、成り上がり老人より若造の方が適しているように思える。
キューバ危機を扱った事件映画としてハラハラする。

『ザ・ファブル』
猫舌表現が何度も有るが不明。不要に思う。
それ以外はおもろい。もう一度流し見してアクションシーンは1倍速で観る。

『サムライ』
ラストにぶっ飛んだ。なるほどなぁ、もっぺん観てみよ。

『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』
高3の夏、1978年8月5日、オカンにおにぎり作ってもろて公開初日早朝の初回上映から、(入れ替え無しだったので)オールナイトで第8回まで観たなぁ。観たり写したり録ったり。
第1回:初見
第2回:噛み締め鑑賞
第3回:録音タイミング確認
第4回:テープ1本目、2本目のA面録音
第5回:テープ1本目、2本目のB面録音
第6回:三脚立てて写真撮影
第7回:再撮影
第8回:最終鑑賞

『さらば友よ』
演出はもちろん古いが、それはそれで良かったりして。

『39 刑法第三十九条』
おっしい!所々演出過剰、も少し分かり易けりゃ名作となったろうに。もっと話題に上ってもよかった、言わば迷作。役者は素晴らしい。

『サンブンノイチ』
おもろい。品川ヒロシの脚本、間違いない。

『ジャッカル』
昔ながらの固ゆで卵ですなぁ。

『シュガー・ラッシュ』
こりゃおっさんホイホイやろ。リュウとケンがTapperって、泣ける(^^

『ジョーカーゲーム』
単なる娯楽作だった。アニメ版を観てなきゃ108円は出せないかも。

『SHORT PEACE』
1200円ではあるけれど、日本アニメを絶やさない投資として鑑賞。

『新宿スワン』
大概の男は魅かれる。

『新聞記者』
せっかくハラハラしてたのに、ラストを描いてなきゃ物語とは言えん。文字通り残念。こうなると、許せると思っていた演出の稚拙さも許せん。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
世間は絶賛/ディス、両論あるが、フツーに良かった。説明編なので、レンタル待ってもよし。

『素晴らしき哉、人生!』
勧善懲悪モノは多いが、懲悪が無いなんて。素晴らしき哉、1946年!

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
観たらどうしても観たくなったので『さらば宇宙戦艦ヤマト』も観た。改めて『SBヤマト』にありがとう。

『Zアイランド』
品川監督らしさが有るには有るが薄い。でも108円は安過ぎる。

『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
実話で、中国共産党のチベット侵略を描いているとは知らなんだ。

『ゼロ・グラビティ』
ごっつい物語やけど、一つだけ嫌なのが主人公の性格。感情的過ぎて嫌い。

『戦火の馬』
馬の大河ドラマぢゃ。108円の価値有り。

『その男ヴァン・ダム』
おバカ映画と思てたが、引き込まれてしもた。終盤、なんで釈明なかったのか、意味が分からんかった。むりくり理由を付けるなら、「武道家は弁明しない」ってとこかな。

『空飛ぶタイヤ』
下町ロケットほど臭くはなかった。なかなか良い演出だと思う。沢田課長が商品開発部で活躍できたら隠蔽は成功したんじゃないの?実話では赤松運送のモデルとなった会社は倒産したんだって(TT)そらそうやわなorz

『ソラリス』(2002年)
どんでん返しがおもろうて、ラストも分かりやすうて良かった。
「惑星ソラリス」(1972年)は、最後よう分からんかった。

『ソロモンの偽証』
ん?と思う点が幾つも有るが、重さが見応えあり。

『団地』
変わっとんな~!痴話ばなしか思たら、藤山直美・岸部一徳でSFするか?!

『父と暮せば』
俺にはホンモノの広島弁に聞こえる。もろ二人芝居。8月6日前後に観るとなお良い。

『超高速!参勤交代』
まあまあおもろい。親連れて観た。親、30年以上振りの映画館に喜んでた。ええ事した。

『罪の余白』
安藤聡が生きているのは見えていたが、ほっとした。でもやはり死ぬ方が筋が通っている。本音を言ってすまん。

『ツリー・オブ・ライフ』
これと言った方向が無く、客の想いに任せるという俺の嫌いなパターンだったが、内容は身につまされる。

『天空の蜂』
アホなとか臭いとかいっぱいだが、いろんな面で頑張って作ってるなと思た。

『電車男』
現代人のたしなみとして観たら、おもろかった。日本に於いて出るべくして出た作品。別の言い方をすれば在るべき作品。キャストがまた豪華!瑛太がヒッキー(^^チンピラホストの波岡一喜は分からんかった。

『トイ・ストーリー3』
この終わり方、心温まりますなぁ。と思たら「4」あるんかーい!

『22年目の告白 -私が殺人犯です-』
酒鬼薔薇聖斗事件派生ものかとか、藤原竜也のクズ俳優ものかとか、踏んでたんだが、どんでん返された(^^ おもろかった。も一度見直さなきゃ。

『日本で一番悪い奴ら』
実話由来と知ってたら借りなかった。が、おもろかった。惜しむらくは実話由来映画にありがちな、その後の字幕説明。無い方が完成度高い。有るが為に社会派狙いぽくて臭い。

『日本のいちばん長い日』
当たり前だが2015年版は1967年版とは随分趣きが違う。1967年版もう一度借りて観直そ。
1967年版、2015年版それぞれ見応えあった。昭和天皇がヒトラーみたいな人なら、北海道はソ連に取られてたろう。そしてそれは米ソの代理戦争を引き起こしたろう。

『ニュー・シネマ・パラダイス』
大成したサルヴァトーレとエレナの再会が蛇足だと思ったが、それは「完全版」だけにあるそうだ。
いつか「不完全版」を観てみたい。
NHKでやってたので「国際版」を観た。なるほどねぇ。完全版が全て無駄ではないな。ただし、140分ぐらいでサクッと語ってほしかった。

『野火』
原作と全然ちゃうやん。猿まで替えちゃ、もう「野火」ちゃう。

『の・ようなもの』
物語はあかんが、時代を思い起こさせる。
『の・ようなもの のようなもの』
フツーにええ話。せやけどあれやな、落語もせやけど、ええ話っちゅーんは骨が無いな。

『白鯨との闘い』
迫力満点。まるで戦争映画。

『パシフィックリム』
荒唐無稽だが、映像はカテゴリー5(^^;

『パシフィック・リム: アップライジング』
やっぱ俺はヒーローものよりロボットものや!
アメリカ人が作っても舞台を日本にしてくれるのはありがたい(^^ アニメもホンダも人型ロボを作り続けた甲斐がある。
未来のガンダム像もおまっせ。クレジットにもサンライズ有る。

『バッテリー』
いろんなメディアのがあるが、初めて観た。臭いけど、やっぱスポーツものは良い。
そうそう、皆のスローイングがいいのも良かった。

『パトリオット・デイ』
2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件で、発生から102時間で犯人逮捕に至った顛末を描く。
4人ほど死んで、脚を失った人も居るので、テロに対する憎悪を引き出している。
勿論、イスラムの国々で誤爆して死傷者を出している事には触れていない。
問題提起や解決の為ではなく、興行収益を得る為の娯楽作だから当然だね。

『はやぶさ/HAYABUSA』
「こんなこともあろうかと」出た!

『はやぶさ 遥かなる帰還』
「それはクロス接続ダイオードから始まった」ファーストシーンからググッときた。

『パラサイト 半地下の家族』
キャスティングも良さそうだし、前半は上質なコメディーと思ったが、猟奇殺人になり、夢物語で終劇。
MOTTAINAI気がしたが、ヒットしたのだから俺の見解が異常なのだろう。

『バリー・シール/アメリカをはめた男』
実話由来にしてはおもろかった。

『バーレスク』
ボーカルとダンスが良い。DVDに残しはしないが、機会があればまた観る。

『パワーレンジャー』
映画は単純だが、スーパー戦隊シリーズが辿った米国での道のりを考えると、実に感慨深い。

『HEAT』
舞台が1930年代だったらなぁ。

『フォレスト・ガンプ/一期一会』
母の死までは好きなんだが、金持ちになったフォレストを手のひら返しで頼るジェニーに幻滅。
細かい事を言うと、ジェニーがエイズになったのはヒッピー時代だろうから、フォレストもフォレストJr.もエイズかもね。

『武士の家計簿』
ちゃんと笑わしてくれた。

『舟を編む』
松田龍平とオダギリジョーにゃ悪いが、(こちらも泣けるが)アニメ版の方が泣ける。

『フューリー』
えっげっつっな~。物語は無いに等しいが、戦争嫌になる。思考停止したくもなり、反戦の為に軍備増強したくもなる。

『ブラックボード』
観終えるとまあまあ良かった。作り手の真摯さが窺える。

『BLAME!』(2017年劇場アニメ版)
やっぱり!スタッフが「シドニアの騎士」寄り。なんか「銀河鉄道999」前日譚風。
かっちょええ!或る村編で、主人公霧亥の結末は無い。サブウーファーで窓揺れる(^^

『プリズナーズ』
神に比べりゃ人は愚か、って事で米国人は騙せる、という米国式商法。

『プリンセス・トヨトミ』
惜しいなぁ。設定が斬新やし、大幅に脚本変えたら…。いや、元ネタをパクって別映画作る方がいいな。とにかく、有りそうで無かったパターンや。

『ブレードランナー 2049』
レプリカント解放運動に新選組をフィーチャーさせると泣ける物語が出来そう。

『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』
2時間12分までは「時代の理不尽を描いた作品としては上出来」程度に思っていたが、その後の「疲れないか?!」は素晴らしい。でもね、疲れないんよね~。彼(女)らは(^^;

『僕だけがいない街』
根本的な部分があかんけど、全般的に、雰囲気的に、まあ良かった。

『ぼけますから、よろしくお願いします。』
映画館で観なきゃ、近所のTSUTAYAにゃ置かんやろな。
これがアルツハイマー型認知症なのだろう。記憶力は衰えているが、論理は可、つまり互いに応対可。
それに比べウチの母は論理破綻している点を思い知らされた。
多分、前者は認知症に向き合っており、後者は逃げている。

『マスカレード・ホテル』
え!?違うの?!観終わるまで三谷幸喜と思てた。
買おうとは思わないが、なかなか楽しませていただいてありがとう!

『真夏の方程式』
名作っぽいけど、子供達の人生を商品化してると思うと許し難い。でも、それをやってしまった映画として、考えさせられる。

『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
ムビチケ当たった。後味の悪い骨太昨。
「空売り」「CDS」「CDO」の3つの意味だけは知って観る事を勧める。

『万引き家族』
安藤サクラがかっこ良かった。
しかしマジな話、貧乏だった少年時代の俺が観たら、「お前ら貧乏から逃げて心が卑しくなったのぅ!」と蔑んでいたろう。

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
これぞ映画。絶体絶命が何個同時進行。トム・クルーズ骨折ご苦労様です。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
よくまあこんなに長く面白い作品を作り続けられるものだ。

『夫婦善哉』
驚いた。柳吉を演ずる役者の怪演には呆気にとられたが、森繁久彌だったとは!
舞台は昭和7年だが、想像以上にモダン。設定も演技もリアルなこと!

『女神の見えざる手』
難解な物語を理解させるのはプロの技だ。勿論理解できないとこも、ヘンなとこも、安っぽいとこもあるが。監督に裏をかかれまいと裏読みする自分に軽い嫌悪感。

『モリーズ・ゲーム』
ワルだが良識人の実話。弁護士の名演が光る。これが映画として成立してるのは裁判官の英断によるものと思う。
1998年、米国出向時に飲酒運転で捕まった俺の裁判と同じような裁定が下ったので、そう思う。現実に有るんですよ。

『焼肉ドラゴン』
重いぜ。長女夫婦の行く末がまた辛い。よく映画化できたなぁ。そこが素晴らしい。実は焼肉が食いたくなる映画か思てた(^^;

『遊星からの物体X ファーストコンタクト』
82年版に続く設定でホッとした。プレステ2用『遊星からの物体X episodeII』は俺らがローカライズしたん。

『夜明け告げるルーのうた』
やっぱ人魚物語は怖いし物悲しい。それらが出てて良かった。

『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』
かっちょええ!んやけど、それより、なんで次元大介の声を老いて擦れた小林清志(1933年1月11日生まれ)がやっているのかが気掛かりで、のめり込めない。俺なら辞退するとか無理させてかわいそうとか思いながら観た。

『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』
理屈っぽさを薄めてくれりゃあ、もっといいのになぁ。「魔術師と呼ばれた男」並の良さ。

『ルパン三世』(小栗旬版)
日本アニメの実写版としては及第点やね。大概の劇場版よりええ。

『ルパン三世 THE FIRST』
CGって事で、観る前から苦手意識があったが、動きがなかなか良い。
バカバカしい面白さも健在。
さすがは山崎貴。
駄目出しするなら、小林清志はもう仕方ないとして、不二子おお色気が足りん。というより、なっちょらん。

『レヴェナント: 蘇えりし者』
えっげっつっな~。今んとこ2回観る気せん。体験談ってほんまかいな。生肉喰らうのはともかく、馬の死骸に入ったディカプリオの主演男優賞は当然。

『レディ・プレイヤー1』
ATARI社に挑む。日本通。ある意味、俺?!

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』
一度は観るといい。皆が皆アメリカ人。50年代というのに。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』
「さらばスター・ウォーズ 愛のRogueたち」やん。最近の米国人気質は1978年の日本風になったんかな。

『ロード・オブ・ウォー』
ラストが現実的で「嗚呼そうなるのね」と嘆息させられた点が良かった。武器商人の論理は腹立たしくも笑えるが、的を射てる。武器商人だけに。

『ロード・トゥ・パーディション』
先日死んだ小池一夫(子連れ狼)絡みで観た。不条理が良い。そこが米製ぽくなくて良い。ラストも良い。忠臣蔵も30年代マフィアに置き換わるかも。

『ワイルド7』
忘れていた事を思い出させてくれる。「ヒーローに弾は当たらない」のだ。
不思議なことに、映画館への道行き、行きはママチャリだったが、帰りは4本マフラーのナナハンになってた。

『私は貝になりたい』(2008年)
以前観たTV版とは違うストーリーだった。比喩じゃなく、本当になりたかったのか。

『藁の楯』
着想がおもろい。日本では無いなー。救いの無い終劇かと思た。

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投稿日: 2011/12/28 | カテゴリー: 11.オススメ | パーマリンク 3件のコメント.

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