TVのええもん

『石つぶて 〜外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち〜』
なかなかのハードボイルドでリアル。ま、実話由来やから当然か。
昔は隠蔽がひどかったのだろう。今もあるだろう。「私腹を肥やそうと思う役人はクビになる」システムが要る。

『浮世の画家』
ドラマを観て思うに、節子は「益次が『獨善』を焼いて反省した事を伝えておけ」と仄めかしていたのでは。が原作に焼く場面は無いらしいので、とりま小説を読もう。
脚本、配役、演技、音楽、何もかも素晴らし。
これが日本をよく知らない 1954年生まれのカズオ・イシグロの1986年の原作とは!
「世をミスリードする人が成功し、後年、自身で糾弾するも、大した問題ではない」この達観たるや。

『永遠のチェルノブイリ』『被曝の森はいま』『見えない敵』
それぞれ怖い、興味深い、辛い。元BS番組だが、こーれは地デジで21時辺りに本放送してほしかったな。

『外事警察 その男に騙されるな』
ハイ、騙されました。豊嶋花ちゃん、か~い~。

『下流の宴』
キャスティングもいいが、演出が素晴らしい。分っかるわぁ。原作、林真理子なんや!

『ガンバの冒険』
完成した原作の物語は、やはり完成されてる。

『99年の愛 ~JAPANESE AMERICANS~』
ドラマとしてはダメだけど、教育番組としては素晴らしい。
「日本人てさ、過酷な運命でも仕方がないって諦めて、そこからどうやったらその運命を克服できるか、前向きに歩き出すんだよね」『99年の愛』より。阪神淡路大震災の神戸で、まさにそう思った。

『原発メルトダウン 危機の88時間』
現場が信用されない日本に原発は無理。1975年ぐらいに生活レベル落ちてもいいから、原発やめてほしー。

『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』
なかなか濃い。30分一話完結でよくまあ政治、社会、テロ、移民、電脳の問題をブッ込めるもんだ。感心した。

『こもりびと』
父が死に、息子が生きていて、良かった。

『サギデカ』
振り込め詐欺師の論理がしっかり描かれてて良かった!

『詐欺の子』
凄かった。リアル。実話やから当然か。実話由来の映画は脚色がウザいが、これは良かった。14歳の俺が現代に居ればやってたかも。いろんな悲喜こもごもが詰まってる。

『首都直下地震』
できれば日本に住む全員に観てほしい。

『昭和元禄落語心中』
アニメ版、全話いいが、11話サイコーでした。二人落語、ええ。
アニメ版も良かったが、ドラマ版もええがな。助六(初太郎)の落語が上手いと思ったら、ミュージカルの山崎育三郎だったのか。凄いなぁ。

『JIN -仁-』
龍馬は死なずに三菱の影の功労者であってほしかった。記憶喪失で岩崎弥太郎に拾われ「世界の海援隊」を実現していた!てことで。
西ボーグ隆盛もやっちゃう!?
ブログ記事:日曜劇場「JIN -仁-」の龍馬はこうあってほしかった

『新・映像の世紀』
取り敢えず第1集と第3集観れば、戦争と反戦が解る。逆を言えば、これらの知識無くして外交や安保は実現できん。「戦争反対」と言うだけの者は戦争を止められん。

『鈴木先生』
たった10回で終わったことで評価2割増し。

『スローな武士にしてくれ ~京都 撮影所ラプソディー~』
シビレタ!シビレタ!シビレタ!太秦狂詩曲ですな(^^

『世界ふれあい街歩き』
行ってもいないのに、懐かしい感覚が起き、そこの人までも好きになる。

『タイガーマスク』
最終回、「本作品は作品のオリジナリティーを尊重するため、そのまま放送します。ご了承ください。」で、そのまま放送。いい時代になりつつある。

『ちかえもん』
時代劇の型を破ったコメディーで、ボケツッコミ入り。

『沈黙のアリバイ』
(2時間では説明不足だが)なかなか骨太で良かった。

『東京裁判』
ドラマとしてオモロかったー。ニュルンベルク裁判が影響してたなんて! 量刑を巡る攻防には驚かされた。

『なめとんか やしきたかじん誕生物語』
キャスティング最高でした。ありがとうございます。

『ノモンハン 責任なき戦い 』
戦争関連の番組、どれを観ても、NHKの取材は凄い!
帝国陸軍や関東軍の幹部の隠ぺい体質が酷い!
自衛隊はやめるか、国民が監視できる軍法を作って国防軍にすべき!

『ハーバード白熱教室@東京大学』
マイケル・サンデル教授による正義論
もう一度観なきゃ。今観ると、随分見解が変わっているはず。

『火花』
おもろかった!物語自体が、なアホな!と言わせる。俺は漫才も又吉も好きなので笑えるが、芥川賞審査員はOKなのかな。

『Peeping Life TV』
「バカップル グアムへ行く」は誰でも声出して笑ろてまうやろ!「Beavis and Butt-Head」を彷彿させる。

『舟を編む』(ノイタミナ)
久々にええもん見してもうた。

『フルスイング』
教師ものはええのお。泣けるわ。「大丈夫。大丈夫ぢゃ!」
演技がクサいのは無視な。

『マリオ~AIのゆくえ~』
上質でした。ホムンクルスの苦悩に近い。

『宮本武蔵』
木村拓哉の殺陣、香港映画風でカッコ良かった。

『LEADERS リーダーズ』
良かった。トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎、ぼんぼんで情熱家だと、一国の工業を半世紀進化させられるんやなぁ。

『龍馬伝』
土方歳三が憧れの人物なのに、これ観ると龍馬に傾く。ええドラマやった。
俺に龍馬像を刷り込んだのは1997年正月TV「竜馬がゆく」の上川隆也。その彼が「龍馬伝」で中岡慎太郎として土佐弁で西郷に詰め寄ると、龍馬に見えゆう。福山とW龍馬じゃき!笑えるちや。

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投稿日: 2012/01/10 | カテゴリー: 11.オススメ | パーマリンク 3件のコメント.

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