ゲームへの向き合い方

日本はすごろく、米国はピンボール、これが要因か否かは知らないが、ゲーセンのビデオゲームは日本では椅子に座って見下ろすテーブル型が流行り、米国では立って画面に向かうアップライト型となっている。
1983年だったか、初めて米国に行ってゲーセンに入ってビックリした。みんな立ってプレイしてんだから!
逆に言うと、日本のゲーム開発者はそんなことも知らずに、そしてそれがもたらす特性も知らずに作っていたんだから、数年後、米国で日本製ゲームがパタッと売れなくなったのもうなずける。
で、ゲームをどんな風にプレイするかと言うと、日本人はレバーを軽く持って操作するが、米国人はレバー先端の玉を握って力任せに押し込む。
時折筐体が動いたりレバーが曲がったりする。
で、脳の中はどうなってるかと言うと、日本人は画面の中の主人公を的確に操作するのだが、米国人は画面の中の主人公に成りきっている。
今では米国人も主人公成りきりタイプから主人公操作タイプの人が増えたが、やはり本質は変わっていないので日米では同じものは受け容れられにくい。

投稿日: 2012/01/30 | カテゴリー: 05.ゲームのウハウハ | パーマリンク 1件のコメント.

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