日別アーカイブ: 2013/03/12

英語+α

昭和の頃は一般教養の基礎として、「読み書き算盤(ソロバン)」と言われていた。
「読み書き」はいつの時代にも必須だが、昭和の時代は算盤力が多くの仕事で重宝がられた。暗算もチョチョイとこなせるし。中にはそれで生計を立てる人も居た。
それが1990年代にはキーボードタイピングになり、2000年代になるとMicrosoft Office、つまりワード・エクセル・パワポとなった。

さて2010年代。これは英語だろう。
既に社長が外国人の企業は、日本に幾つも在るし、そうでなくても社内の公用語を英語にしたり、中小企業が東南アジアに活路を求める時代だ。

ここで勘違いしてはいけない事が有る。
算盤、キーボードタイピング、Microsoft Office同様、英語も基礎能力に過ぎないという点だ。
出来なくてもいいが、その場合、仕事が限られ、進展も望めない。
出来たからといって、その社内では当然の事で、特別な仕事は得られない。
遣り甲斐の有る仕事に就きたければ、英語以外の一所懸命分野が必須。

2010年以降、意に沿った仕事に就けないと嘆いている人は、「不況だから」と思っているかも知れないが、「英語力が無いから」が隠れた真の理由じゃないかな。
就職活動前に、英語、Microsoft Office、キーボードタイピングぐらいは身に付けておこう。
これらを習得できる各種学校は、そこらの大学より就職には有利。
少子化、大学増加で、大学は入学も卒業も簡単になるから、学問の府と見なそう。

ちなみに2020年代の予想は…、クラウドかな。
ネット検索の速さやSNSの友達作り術ではなく、集合知。「正廣ノーツ」も貢献するかな。